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2006年2月10日NPO法人更年期と加齢のヘルスケアが発足しました。NPO法人の主たる目的は、更年期と加齢のヘルスケアに関する啓蒙活動により、更年期からの国民の生活の質の向上をはかることにあります。
このNPO法人の活動の1つとしてメノポーズカウンセラーの認定があり、2010年2月1日現在
で、約230名余りが認定されています。詳細につきましては、学会のホームページ又は学会誌”更年期と加齢のヘルスケア”に記載されています。
メノポーズカウンセラーの必要性
更年期障害の治療のみならず、更年期から生涯にかけてのヘルスケアとなると、その様な概念のほとんどないわが国では、医療の現場ではほとんど実行されていません。
更年期の医療は急性疾患、悪性腫瘍のように直ちに処置しなければならないものもありますが、予防医学的な内容も大きな比重を占めています。骨粗しょう症、心臓血管系疾患、代謝性疾患、物忘れなどに対し、50歳代からの適切なヘルスケアが60歳、70歳以降のQOL(生活の質)に大きな影響と与えることがわかっています。
更年期障害に対しては単に薬物投与だけが治療ではなく、原因に即した生活習慣への配慮の重要性を理解してもらい、個人個人にあった食事や運動の具体的な方法を一緒に考えるなど、メノポーズカウンセラーに期待されていることは多くあります。
40〜60歳代のわが国の女性医療は臓器別医療が中心といえます。しかし、更年期はからだ全体を各々の症状を考えることが必要であり、老年期への対策をたてる適切な時期であることを国民に知ってもらうことは非常に重要です。この概念の普及にもメノポーズカウンセラーは貢献すると思います。
メノポーズカウンセラーに期待されていることは
メノポーズカウンセラーに期待されていることは、1)更年期全般について、2)とくに更年期障害についての成因、対応などについて、3)更年期から生涯にかけてのヘルスケアについて、4)医療制度について、5)医療施設(医師)についての情報提供、6)健康法、サプリメントなどについての正確な情報提供などがあります。本NPO法人の主たるメンバーである看護師、薬剤師、栄養士、医師などのほか、この領域に関連のあるすべての人(美容師、エステティシャン、スポーツクラブ関係、マッサージ、臨床心理、ジャーナリズムなど)にも、資格の取得は役に立つのではないかと思います。
医療の現場、薬局、保健指導などで更年期女性に接する機会の多い医療関係者にとって、メノポーズ(閉経)に関して正確かつ適切な情報を持っていることは、仕事上大いにプラスになることでしょう。
カウンセラーを受験するには
受験資格は学歴、医療資格とは関係なく、NPO会員でかつ1回以上本学会の行事に(学術集会、研修会など)参加し、試験に合格すれば得られます。メノポーズカウンセラー研修会に参加された場合も認定得点1点となり、受験資格が得られます。
2010年11月7日(日)第9回学術集会が行われますが、この学術集会の前日に認定試験(合格すると3点、申込締切9月30日)を予定しています。
何を勉強して準備すればよいか
まず、更年期に関心をもつことです。そして学術集会(11月開催)や、メノポーズカウンセラー研修会(3月、7月)に参加してどのような事をしているかを理解し、同時に受験資格を得ることです。
テキストブックは“中高年女性健康教育マニュアル”(日本家族計画協会発行、3150円)を使用しています。購入の際には日本家族計画協会(03-3269-4727)へお問い合わせください。
試験は2010年の場合ですと、2010年11月6日(土)午後半日を予定しており、筆記試験(過去の問題と回答はこちらの最後に掲載されています)、口頭試問が行われ、合格者は年内に発表されます。2009年の合格率は約70%でした。
筆記と口頭試問については、テキストブックをしっかり勉強しておけば大丈夫でしょう。余裕があれば、過去の学術誌“更年期と加齢のヘルスケア”に目を通しておけば完全といえます。
カウンセラー資格取得後に必要なことは
試験に合格すると、翌年初めに認定されますが、更年期全般へのアドバイザーとして活躍するとなると、その後も研修会、学術集会に参加し、知識、話し方などの経験を積んでおくことが大切です。合格した時の点数にもよりますが、最初の3年間で3〜6点が更新に必要な点数です。2010年7月からは、メノポーズカウンセラーとして研鑽を積み、能力が認められた人に授与されるシニアメノポーズカウンセラーが発足しました。更年期に適切な助言ができる人達が全国的に増えていけば、わが国の更年期および更年期からのヘルスケアの質が飛躍的に向上することが予想されます。
NPO法人更年期と加齢のヘルスケアへの奮ってのご参加をお待ちしています。
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